女川100TRAILS 試走会サポート・現地確認レポート
先日、女川100TRAILSの試走会にあわせて、
サポートおよび現地確認(救護・救助動線の確認)に行ってきました。
今回の目的は、単なる試走会のサポートではありません。
「もしもの事態が起きた場合、現場で何ができるか」
その現実的な検証を行って来ました。

女川100TRAILSのコース設計について
女川100TRAILSは周回型コースという特性を活かし、
オーガナイザーによってすでに非常に入念な安全設計が施された大会です。
・周回による位置把握のしやすさ
・エイド、スタッフ配置の効率性
・トラブル発生時にランナーを孤立させにくい構造(必ず人が来る)
どれを取っても、「安全を前提に大会をつくっている」ことが伝わってきます。
ただし、それでもなお「絶対に安全」と言い切ることはできません。
トレイルランニングという競技において、
転倒・怪我・体調不良・行動不能は、
どれだけ準備をしていてもゼロにはならないからです。
「もしも」が起きうるゾーンの洗い出し
今回の現地確認では、コース全体を俯瞰したうえで、
- 怪我やトラブルが起きやすいポイント
- アクセスが限られる区間
- 車両進入が可能か否かの分岐点
- 人力搬送が現実的かどうか
といった「もしもが起きた場合のゾーン」を重点的に確認しました。
そのうえで、
- どこから入るのか
- どこまで車両が使えるのか
- どのルートで下ろすのが最短か
といった救助・救護動線の現実的なプランを、現地で確認しています。

直樹さん、久しぶり!
試走会サポートとエイド対応
当日は天候にも恵まれ、約50名の参加者が試走会に参加されました。

MEROSとしては、
- エイドでの補給サポート
- 体調確認
- 走行状況の把握
を行いながら、
「実際に人が動いたとき、現場はどのように動けば良いか」を確認しました。
図面上では問題なく見える場所でも、
人が集まり、会話が生まれ、立ち止まることで、
初めて見えてくる課題があります。
試走会は、その意味で最高の実地訓練でもあります。

女川の景色と、走る人たちの力
試走の途中では、写真撮影も行いました。
海と山が同時に視界に飛び込んでくる女川の景色は、
何度見ても心を動かされます。

そして、その景色の中を走る参加者の皆さんの表情から、
こちらが逆に元気をもらう場面も多くありました。
大会を「安全に楽しめる場」にするために
大会当日は、走る人が主役です。
しかし、その裏側では、
- 安全設計
- 救護計画
- 現地確認
といった目立たない準備が積み重なっています。

MEROSは、
「事故が起きないこと」を願うだけでなく、
「起きたとしても最悪を防げる準備」を大切にしています。
今回の試走会サポートと現地確認も、
そのための大切な一歩でした。
女川100TRAILSが、
参加されるすべてのランナーにとって、
安全で、記憶に残る大会になるよう、
引き続き現場から関わっていきます!
