【活動報告】4月TTRC練習会|青梅丘陵でのチームトレーニングと安全管理
4月のTTRC練習会に帯同しました。

本日は20名弱のメンバーが集合し、先週開催された青梅高水トレイルランのコースにも近い
青梅丘陵を往復するルートでトレーニングを行いました。
目次
走力別3チーム編成と安全管理体制
今回の練習では、参加メンバーを走力に応じて3チームに分けて実施しました。
チーム分けを行う場合、それぞれに引率が必要となりますが、本日のTTRCでは
- 各チームにコーチ1名
- 全体をサポートするメンバー1名
という、合計4名体制で運営することになりました。
1チームあたり6〜10名程度に分かれるため、メンバーが離れすぎないようコントロールしながら、
声掛けを行い、安全を確保しつつ走っていきます。

無線も補助で使いながら各グループの位置も把握していきます。
本日のテーマは「動き続ける」
この日はかなり暑くなり、コンディションとしては決して楽ではありませんでした。
そのため本日のテーマは、
「休憩を最小限にし、動き続けること」。

シャガの花も綺麗でした
暑さの中でどのように体を動かし続けるか、
どのタイミングで補給を入れるか、どこまでペースを維持できるか。

高水山では山ツツジが満開!
ただ走るだけでなく、夏場のレースにもつながる内容を意識したトレーニングを
と矢田コーチから話がありました。
無線を使ったリアルタイム連携
バックアップ体制として3チームの場合、前後に補助がついて6名が理想です。
しかし、なかなかそこまでの体勢は取れないので、
各チームでイレギュラーが発生した場合は、無線で連絡を取り合いながら対応しています。

モトローラのIP無線を使っています。
共有する内容は、
- どのようなトラブルが起きたか
- その場で対応可能か
- エスケープが必要かどうか
といったことです。
本日はEVOLVE(IP端末)も練習で使用し、サポートメンバーに持ってもらうことで、
それぞれのチームが今どこにいるのかを把握しやすくしました。
複数チームに分かれて動く練習会では、
「今どこにいるか」「どのくらいの間隔で動いているか」が分かることが、
安全管理の上で非常に大きな意味を持ちます。
途中のエスケープ判断
本日は全体で約26km〜30km程度のトレーニングとなりましたが、
途中で体に違和感を訴えるチーム員が出たとのこと。
大きな怪我ではなさそうでしたが、再来週に大きなレースを控えていることもあり、
「ここで無理をしない」という判断となり、4キロほどコースを短縮してエスケープすることに。
その後、無線で連絡を取り合いながら対応を調整し、私が付き添ってエスケープルートから下山しました。
山の出口ではサポートメンバーが車で迎えに来てくれたため、そのまま安全に帰宅していただくことができました。

こんな時にも位置情報が役に立ちます。
大事には至らなそうでも、早めにやめる判断をしやすい空気をつくること。
それもチームの安全を守るために、とても大切なことだと思っています。
小さな転倒と、大きな事故にしないために
本日は何名か転倒や擦り傷などもありましたが、
走ることを続けられなくなるほどのものではなく、
各チームとも無事にゴールすることができました。

ただし、今日はとにかく暑い一日でした。
私自身も途中から、なぜか耳が聞こえにくくなるような感覚があり、
かなりコンディションが落ちる場面がありました。
暑熱馴化が不十分だと、思っている以上に大変なことになると改めて実感しました。
今後、自分自身も含め、しっかり暑熱順化のトレーニングを積んでいく必要があると感じています。
TTRCの強みは「ただ走るだけではない」こと
TTRCの強みは、単に集まって走るだけのチームではないことです。
矢田コーチ、夕子コーチがしっかりと
- 今日の練習の意図
- どこを意識して走るか
- どのように次のレースにつなげるか
を説明してくれるため、
メンバーが「何のためにこの練習をしているのか」
を理解しながら取り組めるのが大きな特徴です。

ただ追い込むだけではなく、準備や考え方も含めて共有できること。
そこにこのチームの強さがあると思います。
水分補給を我慢しない環境づくり
今日はかなり暑かったため、途中でサポートメンバーが水を用意してくれていました。
20名足らずの人数で、合計20リットル以上は消費したと思います。
サポートメンバーがしっかり付いていることで、
- 水を飲むのを我慢しない
- 補給を削らない
- 体調を整えながら練習を続ける
という環境を作ることができます。
強くなるためには、追い込むことだけではなく、安全に継続できることが前提です。
その意味でも、こうしたサポート体制は非常に大きいと感じています。
本日の装備:ライトは「念のため」ではなく「必携」
本日の予備ライトとしては、
を使用しました。

MT10は、いざという時に照らしたい場所を自由に照らせるハンドライトで、
持っているだけで安心感があります。18650電池を使用しているため、それほど重くなく、
しっかりした明るさを確保できます。
NEO1Rは、とにかく軽い超小型ヘッドライトです。
「念のため持つ」ことが苦にならないサイズでありながら、
3〜4時間は十分な明るさを保てるため、
万が一の時にも安心です。
昼間の練習会であっても、山では何が起きるかわかりません。
判断するのは自然であり、人ではありません。
だからこそ、どんな晴れた日でも
ライトとレインウェアは必ず持つという基本を、今後も徹底していきたいと思っています。
まとめ
本日も無事に練習を終えることができました。
トレーニングは強くなるために行うものですが、それと同じくらい大切なのが、
「安全に継続すること」です。
TTRCではこれからも、
- 安全
- 継続
- 強化
この3つをバランスよく実現できるチームづくりのお手伝いをしていきたいと思います。