【活動報告】怒涛の4週連続サポート月間|“安全を支える”という仕事
4月後半から5月にかけて、まさに怒涛の4週連続サポート月間となりました。
ということで?セルフショットをキャッチアップ画像にしてみました。
ピントが甘いですが、セルフショットは難しい!
サポート内容は、
合宿サポート。
100マイルレース。
長距離ステージレース。
そして毎月のチーム練習会。
毎週のように山へ入り、サポートを行い、無線を持ち、
安全管理を行い、人を送り出し、そして無事に帰ってきてもらう。
「アウトドアにセーフティという概念を」
そんな言葉を掲げてMEROSを始めましたが、少しずつ形になってきているのを感じています。
改めてご協力をいただいている
デジタス様(無線関係)、Ledlenser様(照明機器関係)、パタゴニア様(安全確保時のウェア類)、株式会社アースリボーン様(GPSウォッチ:Amazfit のご提供)に感謝いたします。
目次
1.TOMO’s PIT 合宿サポート
「完走する方が難しい?」と言われる合宿
4月半ばはTOMO’s PITの合宿サポートでした。

サポートメンバーはTOMOさんはじめ、サロモンのれいかちゃん、長距離レースはじめ自転車競技などでも活躍する影山せんせー、そして自分の4名で十数人のメンバーをサポート!
2日間で50km+50km。
合計100kmのバックトゥバック。
しかも制限時間はそれぞれ10時間。
単純に距離を踏むだけではなく、各チェックポイントには基準タイムが設定されており、そこから遅れたメンバーは「振るい落とし」として回収対象に。
サポート側としては、
- 指定エイドへの先回り
- 飲み物や軽食の準備
- 遅れたメンバーの回収
- 次の関門までワープさせるか
- その場でリタイヤ判断するか
といった、かなりシビアなオペレーションでした。
レースを完走するより、この合宿を完走する方が難しい。
そんな声が出つつも、みんな和気藹々がTOMO’s PITメンバー!
それでも、2日間で100kmを走り切った人が半分以上。
みんなから強烈なやる気と刺激をもらいました。

撮影もサポートしていきます。チームでの練習会でいい写真を撮っていきたいと思っています。
撮影機材はNikon Z8にこの日は85mmF1.2の単焦点。
2.Mt.FUJI100
IP無線を使ったリアルタイムサポート
続いてはMt.FUJI100。
今回はTOMO’s PITメンバーの応援と、IP無線を使ったリアルタイムサポートを行いました。
IP無線といっても、実際は携帯電話機能を限定したような端末で、
特別な資格がなくても誰でも使えるものです。
今回は、
- リアルタイム位置共有
- サポート連携
- 状況確認
- エイドワーク
などを試験的に行いました。

夜も先回りして応援!
自分たち以外にもIP無線を使ってエイドワークを行っているチームがいました。
「無線=難しい」
そんな時代ではなくなり始めているのを感じました。
今回も多くのメンバーの写真を撮らせてもらい、みんなのチャレンジから感動を分けてもらいました。
とはいえ、2泊3日ほぼ睡眠なしで走る側も、応援する側も疲れつつも楽しい時間を過ごせました!

完走おめでとうございます!!
3.ゆきちゃんの300kmチャレンジ
「家族も応援できる安全管理」を形にする
3つ目は、ゆきちゃんの今年の大きなチャレンジのサポートでした。
今後、自分が展開していくサービスでは、
「多くの人に安全に山を楽しんでほしい」
と思っています。
その中で、チーム単位だけではなく、
- 個人の長距離チャレンジ
- 山岳縦走
- ステージレース
などを支える仕組みも必要だと感じています。
今回はその試験運用として、
- ゆきちゃん
- 関東から応援する妹のかなっち
- 私
この3者をIP無線で接続する形を取りました。
ゆきちゃんには子機。
関東にいるかなっちにも子機。
私は位置把握が可能なEVOLVE(親端末)。
これによって、
- 離れた場所からの応援
- リアルタイムの会話
- 位置共有(どのくらいの位置を走っているか)
- トラブル時の即対応(低体温対策)
を実現することができました。
もしトラブルが起きた場合には、実際に私が迎えに行ける体制を整える。
単に「保険に入る」とかではなく、
「すぐに助けに行ける」
これが今後必要な安全の形なのではないかと思っています。
今回はIBUKIも併用しましたが、IBUKIの不感地帯でもIP無線側では位置が更新されている場面が多かったです。
デジタスさんからお借りしている無線はどれも手入れがしっかり行き届いていますので安心していつも使わせていただいています。
IP無線は距離は関係ないので
- 音声による体調確認
- アドバイスやエイドでの打ち合わせ
- かなっちからの遠方(関東)からの応援
もでき、非常に大きな可能性を感じました。

カメラを向けるとキツそうでも笑顔をくれるゆきちゃん!
天候も厳しいレースでしたが、
ゆきちゃんは総合でもトップグループでCPに現れ続け、圧巻の走りを見せてくれました。
結果的には天候悪化に伴うトラブルにより大会は途中中止となりましたが、
主催者の判断はやむを得なかったと思います。
それでも、あの走りを見て、自分自身もまた頑張ろうという気持ちを強くもらいました。

前日に現地入りして宿のおっちゃんの話を聞くゆきちゃん。
サポートは深夜早朝にも及ぶのでライトは相変わらずLEDLENSERを使用。

NEO1Rは軽い上に明るすぎないのでエイドで止まって使うには最高のモデル。
4.TTRC 山練習サポート
「日本一安全なチーム」を目指して
そして今週は、毎月行っているTTRCの山練習。
場所は自分のホームでもある奥多摩。
5月の奥多摩はどこも美しく、コースになった石尾根はどこにいても涼しい風が吹く最高の1日でした。

最高の天気、日向にいると少し汗ばむくらいの気候ですが、石尾根を吹き抜ける風は最高の涼しさです!

来週にレースを控えるメンバーもいるので自分も含め一足先にエスケープへ!
他のメンバーは水根山、鷹巣山までそれぞれ足を伸ばしました。

Amazfit T-Rex 3 Pro (48mm)は有機ELのため昼間でも実に表示が見やすい!
しかし、コースを伝えられた時点から、奥多摩ならではの急峻な登り下りがあったりなど、』「どう動くのが一番安全か」をかなり考えていました。
今回はIP無線を使いながら、2グループを管理。さらにサポートカーも待機。
相変わらず、TTRCの安全管理体制は非常に高いレベルにあると思います。
来週レースを控えているメンバーもいたため、途中で4名は短縮コースへ変更し、私が引率して下山しました。
あの事故から、もうすぐ1年
そろそろ、あの事故から1年になります。
事故の前日。
TTRCは10数名を4名体制でサポートしながら奥多摩で練習していました。
その日は怪我人も出ましたが、
- サポートカーの即対応
- 固定
- 止血
- 処置
をすぐ行えたことで、大事には至りませんでした。
しかし翌日。
同じ奥多摩で、10名ほどを1名で引率していたトレイルランチームで遭難事故が起きてしまったことは
トレラン界隈では大きな出来事だったかと思います。
これからは「安全を選ぶ時代」
これからは、自分で安全を選ぶ時代だと思っています。
そのチームが、
- どんな雰囲気なのか
- どんな考え方なのか
- どれだけ自然に真摯に向き合っているのか
そこを見てから、チームに加わることも大切だと思います。
そういう意味で、3年間サポートに入らせていただいているTTRCやTOMO’s PITは、
本当に素晴らしいチームです。
引き続き「日本一安全なチーム」
を目指してサポートしていきたいと思います。
毎週のように仕事をいただけることに感謝
毎週毎週、サポートの仕事をいただき、本当にありがたい限りです。
現在、8月第3週までは予定が埋まり、新規チームや大会サポートはかなり難しくなってきています。
- 平日のサポート
- 無線を使った安全管理など小規模サポート
などは対応できる場合もあります。
「安全に楽しく自然と向き合う」
そんな活動を、一緒に作っていければと思っています。
何かありましたら、ぜひご相談ください。