好きなのである。とにかく好きなのである。 ― Ledlenser HF7R SIGNATURE RGBという、自信作を使い倒す話 ―
私は、この「ライト」という道具が、とにかく好きなのである。
どれくらい好きかと聞かれれば、ライトメーカーに自分から連絡を取り、
「私はこれから、山でこんなことをやろうと思っている」
「災害では、こんな使い方ができると思う」
「このライトは、こういう人たちに持たせた方がいいんじゃないか」
などと、頼まれてもいないのに延々と説明し、
気がつけばメーカーの方にいろいろとバックアップまでしてもらっている。
https://meros.tokyo/ledlenser-25th-h8r-p7r-review/
つまり、まあまあ面倒くさい客なのである。
いや、客ですらないかもしれない。
ただのライト好きの極致な人である。
目次
なぜ、そんなにライトが好きなのか
これはたぶん、自分が長いこと消防という仕事をしていたことと無関係ではない。
消防という仕事は、実に暗い。
火事なのだから明るいだろう、と思う人もいるかもしれない。
とんでもない。
火の中は暗いのである。
煙の中も暗い。
夜の事故現場も暗い。
水の中も暗い。
建物の奥も暗い。
そして、自分が長く取り組んできた山岳救助に至っては、もうほとんど「暗闇との付き合い」と言ってもいい。
街灯などない。
コンビニもない。
当然、自動販売機の明かりもない。
人間というものは不思議なもので、昼間に見ればなんでもない山道が、夜になると急にこちらを脅かし始める。
木の根一本が怖い。
石一つが怖い。
谷の向こう側など、もはや何があるのかわからない。
そんな真っ暗な中を、ライト一本を頼りに歩いていく。
遭難者を探す。
名前を呼ぶ。
耳を澄ます。
そして、暗闇の奥に何かが見える。
いや、人影か。
違う。
木だ。
そんなことを何度も繰り返す。
だから自分にとってライトとは、単に足元を照らす便利な道具ではない。
命の灯火を探すための道具なのである。
逆に、遭難している側から考えてみればどうだろう。
真っ暗な山の中。
寒い。
怖い。
自分がどこにいるのかもわからない。
そんなところへ、谷の向こうから小さな光が近づいてくる。
その光が、自分を探しに来ている人間のライトだったとしたら。
どれほど安心するだろう。
暗闇の中の光となるべきもの。
そんなものに、私はなりたい。
……おっと。
急に宮沢賢治みたいな方向へ行きかけた。
前置きが長い。
ライトの話である。

世の中には、ライトメーカーが山ほどある
前の記事にも書いたが、私はLedlenserというメーカーを、かなり全面的に信頼している。
もちろん世の中には、良いライトがたくさんある。
PETZLもある。
Black Diamondもある。
milestoneもある。
OLIGHTなんて、ちょっと毛色の違う面白いメーカーもある。
モンベルだってライトを売っている。
自分も、この辺りは一通り使ってきた。
ライト好きというのは困ったもので、良さそうなライトを見つけると、
「まあ一本くらい買ってみるか」
となる。
その「一本くらい」が何十回も繰り返され、気づけば家にライトがゴロゴロしている。
しかし、それぞれのメーカーを見てみると、実はライトだけを作っている会社というのは意外に少ない。
PETZLにはロープがある。
ハーネスがある。
ヘルメットがある。
ピッケルがある。
Black Diamondにも山ほど登山用品がある。
milestoneなどは、最近では洒落た帽子を被っている人を見ると、
「おっ、マイルストーンか」
と先に思うくらい、アパレルの印象まで強くなってきた。
それはそれでいいのである。
念のため言っておくが、他のメーカーが悪いと言っているわけではない。
例えばPETZLのe+LITEなど、自分は名作中の名作だと思っている。
あんな小さなものを非常用としてザックに放り込んでおける。
代わりになるものが、なかなかない。
そういう意味では唯一無二である。
しかし。
Ledlenserは違う。
ライト。
ライト。
またライト。
さらにライト。
潔い。
本当に潔い。
「せっかくだからロゴ入りTシャツも作っちゃいました」
とか、
「ちょっとかわいい帽子も作ってみました」
みたいな寄り道を、ほとんどしない。
とにかく光らせるのである。
ただただ、光らせる。
ドイツ人らしいと言えば怒られるかもしれないが、個人的には実に好きな姿勢である。
そして、N嶋さんという男がいる
そんなLedlenser Japanに、N嶋さんという担当者がいる。
この方、非常によく走る。
そして、非常にライトが好きである。
私のSNSにも、よく「いいね」をつけてくれる。

ライトの写真を載せてもいいね。
山岳救助の話を載せてもいいね。
大雨の山でもいいね。
おそらく仕事の一環なのだろうが、こちらとしては、
「またN嶋さん見てるな」
くらいの感じになっている。
そんなN嶋さんから、ある日突然メッセージが来た。
要約すると、
「新しいHFシリーズができました。自信作です。HF7R SIGNATUREを一台送ったので、使ってください」
という内容である。
もちろん実際には、もっと丁寧な文章である。
しかし私にはそう読めた。
しかも、
「自信作です」
と書いてある。
これはいけない。
ライト好きに「自信作です」などと言ってはいけない。
「ほう」
となる。
「そこまで言うなら見せてもらおうじゃないか」
となる。
そして気がつけば、一台のHF7R SIGNATURE RGBが手元に届いていた。

半ば強制的に送りつけられてきたようなものだ。
ありがたい。
実にありがたいのだが、そこまで自信満々に言われた以上、こちらにも責任がある。
使おう。
使い倒そう。
それも、ちょっと散歩で使いました、などという生ぬるい使い方ではない。
雨の山。
泥。
風。
夜。
災害。
そういうところで使ってみよう。
そして、
良いところは良い。
気になるところは気になる。
そう書こう。
だいたい、良いところだけ知りたければメーカーのホームページを読めばいいのである。
最大何ルーメン。
何時間。
何メートル。
防水性能。
全部書いてある。
私がわざわざ書く意味があるとすれば、
「で、実際どうなのよ」
という部分しかない。
そこで今回は、このライトを二つのまったく違う現場へ持ち込んだ。
一つは、山岳エリアで行われた大会の安全管理。
もう一つは、災害対応を想定したロジスティック研修。
泥と雨の山。
そして停電を想定した災害現場。
さて、このHF7R SIGNATURE RGB。
本当に「自信作」なのか。
第一幕 雨、泥、風速15メートル
初陣から、なかなかひどかった。
雨。
しかも、そこそこ雨、ではない。
土砂降りである。
風も吹いている。
場所によっては風速15メートルほどの突風が吹く。
泥。
夜。
私が担当するのは、選手が安全に通過できるようにするためのロープ設置、誘導、状況確認、必要に応じた救助対応。

つまりライトにとっては、
「初めまして」
と挨拶するような環境ではない。
いきなり新人を現場の最前線に放り込んだようなものである。
普通、新しい装備なら、もう少し試す。
家の周りを歩く。
ボタンを押してみる。
暗い公園に行ってみる。
そういうことを何度かやってから本番へ持っていく。
しかし今回は違った。
そこはLedlenserである。
自分にはH8Rを7年間使ってきた経験がある。
さらに手元にはP7Rもある。
何かあれば、そちらへ切り替えればいい。
ということで、新人HF7Rにはいきなり働いてもらうことにした。
結果から言えば、
雨も泥も、まったく問題なかった。
びしょ濡れになる。
泥がつく。
帰ってきたら洗う。
それで終わり。
道具というのは、こうでなければいけない。
特に救助や大会運営では、
「これは高価なライトだから濡らさないようにしよう」
などと考えている暇はない。
濡れるのである。
落ちるのである。
泥がつくのである。
最初からそこを受け入れてくれる道具は強い。
明るければいい、というものではない
ここで、一つ面白いことがある。
大会の夜間安全管理では、ライトは明るければいいわけではない。
むしろ、明るすぎると困る。
こちらへ向かって走ってくる選手の顔に、最大光量を浴びせてみればいい。
怒られる。
いや、怒られる前に危険である。
選手が近づいたら光を落とす。
作業するときは明るくする。
遠くを確認するときは光を絞る。
こういう細かい使い分けが必要になる。
この点、HF7Rはかなり面白かった。
特にデジタルフォーカス。
足元を広く見る。
ロープの固定を見る。
少し離れた場所を見る。
さらに遠方を見る。
一台で光の使い方を変えられる。
これは便利だった。
ただし、光そのものはH8RやP7Rとは少し性格が違う。
くっきり丸い光の輪郭を作るというより、周囲へ柔らかくつながっていく感じ。
これは歩行や作業では見やすい。
一方で、遠くの一点をしっかり確認したい時は、私はやはりP7Rを手に取った。
だからHF7RがP7Rを食ってしまった、とか、H8Rがいらなくなった、という話ではない。
むしろ逆だ。
役割分担がはっきりした。
HF7Rで自分の周囲を作る。
P7Rで遠くを射抜く。
H8Rは長時間、余計なことを考えずに使う。
この三本、それぞれ性格が違う。
人間と同じである。
全員に同じ仕事をさせようとするから揉めるのである。
ALBという、少々賢すぎるやつ
HF7RにはALBという自動配光機能がある。
これは実に便利である。
暗いところへ向ければ光が変わる。
明るい場所では抑える。
いちいちこちらが、
「はい、今は弱」
「次は中」
「遠くを見るので強」
などと操作しなくても、ライトが勝手に考えてくれる。
賢い。
実に賢い。
ところがである。
賢い人間が、いつでも扱いやすいとは限らない。
これはライトも同じだった。
大会の現場には、光が多い。
選手のライト。
スタッフのライト。
遠くの照明。
反射板。
さまざまな光が行き交う。
するとALBが、
「あ、明るいですね」
「いや暗いですね」
「やっぱり明るいですね」
と、かなり忙しく働くことがある。
その結果、こちらからすると、
「いや、今そこまで気を利かせなくていい」
という時もある。
そういう時は固定にする。
これでいい。
自動機能というものは、全部任せるためにあるのではなく、
任せられる時だけ任せればいい。
それが今回の結論である。
また、光量がヌルヌルと連続的に変わるというより、使用するLEDの組み合わせが切り替わることで、
「パッ」
「パッ」
と光の質が変わるように感じる場面がある。
これを面白いと思う人もいるだろう。
逆に、違和感を持つ人もいると思う。
私は最初、
「お、変わったな」
と思った。
悪いとは思わない。
ただ、従来型のシンプルなヘッドライトとは少し違う。
それは書いておきたい。
そして六時間後、突然「夜」が帰ってきた
さて。
ここまで雨にも泥にも強い、フォーカスも便利、なかなかいいぞ、と機嫌よく使っていたのだが、夜はそう簡単に終わらせてくれなかった。
使い始めて、だいたい6時間ほど経った頃だった。
HF7Rが突然、
パッ。
パッ。
と点滅し始めた。
そして、なんだか少しずつ暗くなっていく。
「ん?」
と思っているうちに、さらに暗くなる。
そして、
消えた。
見事に消えた。
さっきまで散々、
「いやぁ、このライトいいぞ」
などと言っていた本人の目の前から、光がなくなったのである。
もちろん故障ではない。
バッテリーを使い切ったのである。
ここは、このライトを長時間の山岳行動で使うなら、かなり大事なポイントだと思う。
自分の場合は、フォーカスを変えたり、モードを切り替えたり、必要な場面ではかなり明るくしたりしながら、実際の安全管理で使い続けていた。
つまりカタログ上の一つのモードで一定条件のまま使ったわけではない。
そして、その使い方では、約6時間でバッテリーを使い切った。
ここから分かることは一つ。
高出力を使い、光を頻繁に切り替えながら運用するのであれば、この一台だけで夜通し朝まで、という前提にはしない方がいい。
これは重要である。
特に冬山や、夜間の長時間救助、100マイルレース、災害活動のように、
「朝まで絶対に光が必要」
という状況では、予備バッテリーか、もう一台のライトが必要になる。
自分はP7Rを持っていたし、H8Rも長時間用として使っている。
だから困らなかった。
しかし、HF7R一台だけを握りしめて山に入り、
「朝までよろしくな!」
と任せてしまうのは、自分の今回の使い方では少々危険である。
もちろん、これは自分が実際にモード切替や高出力を多用した条件での実測的な使用感であり、メーカー公称の点灯時間そのものを否定する話ではない。
使う光量や機能によって、持続時間は大きく変わる。
しかし現場で重要なのは、まさにそこなのである。
カタログではなく、自分の使い方で何時間持つのか。
これは、本番の前に一度知っておいた方がいい。
そして自分はこの夜、身をもって知った。
ライトが消えると、夜は本当に暗いのである。
第二幕 今度は災害で使ってみる
さて、雨と泥の山で使ったら、次はまったく違う場所へ連れて行くことにした。
岩手県で行われたロジスティック研修である。

私にはもう一つ仕事がある。
国立健康危機管理研究機構、JIHS。
そしてDMAT事務局。
正式名称を全部並べると、もはや一息では言えない。
名刺の文字数も増える。
電話で説明すると、相手が途中から聞くのを諦めているような気もする。
まあ、とにかく災害対応に関わる仕事である。
この研修では、東日本大震災のような津波災害を想定し、停電した環境、照明が十分に使えない状況、限られた資機材で活動する状況などを想定して動く。
そこでHF7Rを使ってみた。
すると、山とはまた違う良さが見えてきた。
災害時、最大光量はそんなにいらない
災害用ライトというと、多くの人は、
「とにかく明るいやつ」
を想像するかもしれない。
しかし、実際にはそうでもない。
避難所。
停電した建物。
仮設の活動場所。
誰かが寝ている。
隣で記録を書いている。
発電機の照明が一部だけついている。
そんな場所で毎回最大光量を撒き散らしたら、たまったものではない。
必要なのは、
必要なところに、必要な量だけ。
ここでHF7Rの調整幅が効いてくる。
手元を見るなら暗くていい。
移動するときは少し明るくする。
発電機の明かりがある場所へ行けば、ALBが自動的に抑える。
暗い場所へ入れば、また必要な光が出る。
トレイルランニングの大会では、周囲の光源が多くて少し忙しかったALBが、こちらではかなり良かった。
つまり同じ機能でも、
使う場所が変われば評価も変わる。
道具というのは、面白い。
放っておいても、電池が残っている
そしてもう一つ。
これはまだ「結論」として書く段階ではないが、気になっていることがある。
放電である。
私はライトを買うと、わざとしばらく放置することがある。
性格が悪いのではない。
防災用品として考えるなら重要だからだ。
一ヶ月後。
二ヶ月後。
いざ停電した。
スイッチを押した。
電池がない。
これでは意味がない。
HF7Rは今のところ、しばらく置いておいても、自分が気になるほどバッテリーが減っている感じがない。
LedlenserについてはH8Rでも同じ印象を持っている。
ただしこれは、まだ個人的な使用感の段階である。
温度。
保管期間。
バッテリーの状態。
条件はいろいろある。
なので、
「絶対に放電しません!」
などとは書かない。
これから長く置きながら、じっくり見ていきたい。
こういうところこそ、半年後、一年後に答えが出る。
もちろん、不満もある
ここまで書くと、
「結局ベタ褒めじゃないか」
と思われるかもしれない。
いや、待ってほしい。
ある。
ちゃんとある。
ちょっと前が重い
重量そのものが、とてつもなく重いわけではない。
しかし構造上、前側に重量が集まっている。
そのため長時間つけていると、額の辺りに、
「私はここにいますよ」
と存在を主張してくる。
頭頂部のストラップは好みが分かれる
これは安定する。
実に安定する。
しかし世の中には、
「頭の上に一本あるのが嫌だ」
という人もいる。
そういう人には気になるだろう。
機能的には正しい。
しかし好みは別問題である。
H8Rのように「誰でも押せば点く」とは少し違う
もう一つ。
これは非常に重要だと思っている。
HF7Rは、少しシステマチックなのである。
モードがある。
自動調整がある。
RGBもある。
ロックもある。
長押しもある。
つまり、使いこなせば非常に便利なのだが、
何も知らない人に「はい、これ使って」とポンと渡すには、少し説明が必要である。
例えばトランスポーテーションロックがかかっている。
知らない人が押す。
点かない。
もう一回押す。
点かない。
「これ壊れてます」
となる。
壊れていない。
あなたが知らないだけである。
これは防災では意外に重要な問題だ。
誰が使うかわからない。
家族が使う。
職員が使う。
借りた人が使う。
そんな時、
「押せば点く」
という単純さは、かなり強い。
そこではH8Rの良さが際立つ。
H8Rは自分にとって、
説明不要の道具に近い。
HF7Rは、
理解すればより多くのことができる道具。
この差は大きい。
バッテリー交換は暗闇でやるものだ
そしてバッテリー。
取り外しには少しコツがいる。
これは何度かやれば慣れる。
問題は色である。
黒い。
夜の山も黒い。
土も黒い。
落ち葉の下も黒い。
つまり、
落とすと消える。
比喩ではない。
本当に見えなくなる。
夜のトレイルでバッテリー交換をするなら、少し考えた方がいい。
座って交換する。
シートの上でやる。
予備バッテリーを決まった袋に入れる。
何でもいい。
ただ、
「歩きながら暗闇で交換しちゃえ」
みたいなことをやると、ある日バッテリーだけが山に残るかもしれない。
本人は先へ進み、バッテリーは森へ帰る。
自然に還る素材ではないので、これはよろしくない。
結局、HF7Rは何がいいのか
長々と書いた。
自分でも驚くほど長い。
しかし結局、一言で言えば、
このライトは、光を選べる。
そこが面白い。
強い光だけ欲しいなら、もっと単純なライトでもいい。
ただ長く点いていてほしい。
スイッチを押して、とにかく光ってほしい。
そういう時、自分なら今でもH8Rを選ぶ。
遠くを見たいならP7Rを持つ。
ではHF7Rは何か。
状況が刻々と変化する場所で、光をこちらに合わせてくれるライト。
それが一番近い。
救助。
大会の安全管理。
ロープ作業。
災害。
避難生活。
夜間移動。
手元作業。
遠方確認。
全部、必要な光が違う。
その違いに、一台でかなり合わせてくれる。
だから面白い。
「いいライト」ではなく、「どう使うか」
ライトに限った話ではない。
安全装備というものは、高性能なものを買えばそれで終わりではない。
理解して。
使って。
失敗して。
また使う。
自分の現場に合う使い方を探す。
そこで初めて、
装備が自分の道具になる。
HF7R SIGNATURE RGBは、まさにそういうライトだと思う。
初めて持った瞬間から、
「誰にでも簡単、全部完璧」
というタイプではない。
少し癖がある。
少し覚えることもある。
しかし理解すれば、かなりいろいろなことができる。
私はそういう道具が嫌いではない。
いや。
最初に書いた通りである。
好きなのである。
とにかく好きなのである。
こういう面倒くさい道具をいじくり回して、
「なるほど、ここではこう使うのか」
などと考えること自体が、私は好きなのである。
さて、さてさてさ」さてね、、、、
だからN嶋さん。
「自信作です」
などと書いて送ってきた以上、まだまだ使わせてもらいます。
雨にも持っていく。
泥にも入れる。
災害訓練にも持っていく。
山にも持っていく。
しばらく放置して電池も見る。
良ければ良いと書く。
気になるものは気になると書く。
その方が、道具に対してもメーカーに対しても、たぶん誠実である。
さて。
次は、どこで使ってやろうか。
暗闇は、まだいくらでもある。
そしてそのたびに、私はまたスイッチを押すのである。
※HF7R SIGNATURE RGBはLedlenser様よりご提供いただきました。本記事は実際の山岳現場、夜間安全管理、災害対応訓練で使用した個人的な使用感をもとに執筆しています。良かった点だけでなく、実際に使って気になった点も含めて記載しています。
※点灯時間については、使用するモード、光量、機能、使用環境などによって変化します。本文中の「約6時間」は、モード切替や高出力を含む筆者の実際の使用条件での経験です。