TTRC第9期生募集|速くなるだけじゃない!?「山を走る力と安全に帰る力」を学ぶ!
目次
ただ走るだけなら、一人でもできる。
ただ走るだけなら、一人でもできます。
今はトレーニング方法も、山の走り方も、装備の情報も、調べればたくさん出てきます。
でも、チームで走る価値は、単に「走り方を教えてもらうこと」だけではないと私は思っています。
本当のトレーニングとは何なのか。
本当の安全とは何なのか。
そして、どうすればもっと強く、もっと速くなれるのか。
プロのコーチと一緒に走り、何年もこのチームで経験を積んできた仲間と一緒に考える。
うまくいったことも、うまくいかなかったことも共有しながら、次につなげていく。
教えてもらうだけではなく、一緒に考え、一緒に経験し、一緒に成長していく。
そこに、チームでトレーニングする大きな価値があると思っています。

11月から、TTRC第9期生の募集が始まります
TREAT TRAIL RUNNING CLUB(TTRC)は、11月から第9期生の募集が始まります。
実は私自身、このTTRCの1期生です。
9年前にマラソンのタイムが停滞していたことをきっかけにチームに入り、仲間と一緒にマラソンやトレイルランニングに取り組んできました。結果的に初マラソンでサブ4、1年2ヶ月で3時間1桁までタイムを縮めることができました。
その後、立場が変わり、今度はチームを支える側として関わるようになって、今期で3期目になります。
そして昨年からは、これまで自分が仕事として長く携わってきた「安全管理」を、より明確な役割としてTTRCに持ち込み、本格的にコーチたちと一緒にチームの安全を考えるようになりました。
1期生として走っていた自分が、今は安全を支える側として同じチームにいる。
私にとっても、とても大切なつながりです。
それぞれの専門性を、ひとつのチームに
TTRCには、それぞれ違った経験や専門性を持つ2人のコーチ、サポートがいます。
実業団チームをはじめ、アスリートの身体を長く見てきたトレーナーとしてのプロ、自身も100マイルを走るムーチョ(矢田大)先生。
。
自身もプロランナーとしてさまざまな場所を走り、競技経験の中で走ることを知り
トレイルランニングの大会で多くの優勝経験を持ち、今も第一線で山を走るトレイルランナーのゆうこ(矢田夕子)先生。
そこに私は、安全という視点から加わっています。
私は東京消防庁では24年間勤務し、救急隊長として、また、奥多摩を中心とした山岳救助にも約13年間携わってきました。

現在も、自らがDMAT隊員として医師や看護師などとともに災害医療や国の健康危機管理に関わる一方、自身の会社でもアウトドアの安全について発信し、トレイルランニング大会の救護や山間部で行われる業務の安全管理など、実際のフィールドに入り続けています。

また、東京都山岳連盟では遭難対策にも携わり、
事故が起きた後にどう助けるかだけではなく、どうすれば事故そのものを減らせるのかを考えています。

身体のこと。
走ること。
山のこと。
安全のこと。
そして、自然の中で行うスポーツだからこそ、これからは山や環境とどう付き合っていくのかについても。
それぞれの専門性を持つ人たちと、何年も一緒に走ってきた仲間が、一つのチームの中で考えられる。
それもTTRCで走る価値の一つだと思っています。
目指すのは「日本一安全なチーム」
私たちが話していることがあります。
「日本一安全なチームを目指そう」
ただし、これは危険をすべて遠ざけて、挑戦しないチームをつくるという意味ではありません。
トレイルランニングは自然の中で行うスポーツです。
転倒、道迷い、熱中症、低体温症、天候の急変など、さまざまなリスクがあります。
だからこそ、事故が起きてから対応するだけではなく、
事故になる前に気づく。
小さなトラブルを大きな事故にしない。
そして、自分自身で判断できるようになる。
そこを大切にしたいと思っています。

私がTTRCでできること
私がチームにいるから、事故が起きないわけではありません。
救急救命士がいるから安全なのでも、無線や良い装備を持っているから安全なのでもありません。
私がTTRCで担いたいのは、まず「事故を起こしにくい環境をつくること」です。
実際に皆さんと一緒に山を走り、危険になりそうな場所や状況があれば早めに伝える。
練習する山域や人数、天候、参加者の経験に合わせて、コーチたちとコースやサポート体制を考える。
必要に応じてサポートカーを配置し、山域や電波状況によって通信手段も使い分ける。
そして練習後には、何も起きなかった日も含めて振り返り、次の安全につなげていく。
さらにこれからは、道迷い、気象、熱中症や低体温症、装備、ライト、通信、応急手当などについても、
定期的に学べる機会をつくっていきたいと思っています。

でも、最終的な目標は、私がずっと皆さんを守り続けることではありません。
一人ひとりが山のリスクに気づき、自分で考え、仲間と相談し、自分自身で「進む」「戻る」を判断できるようになること。
安全について「教えてもらう」だけではなく、自分で安全をつくれるランナーになってほしい。
そのために、私がこれまで多くの現場で経験してきたことを、少しずつチームへ還元していきたいと思っています。
安全だから、もっと挑戦できる
安全とトレーニングは、別々のものではありません。
怪我をせず、継続して練習できる。
自分の身体の状態を知る。
無理をする場面と引く場面を判断する。
仲間の変化にも気づけるようになる。
安全に活動できるから、継続できる。
継続できるから、もっと強く、もっと速くなれる。
私はそう考えています。
TTRCが始まって8年間、小さな怪我やトラブルが全くなかったわけではありません。
それでも大きな事故や救急搬送につながるようなトラブルなく活動を続けてこられた背景には、
コーチやスタッフ、そしてメンバーが毎回積み重ねてきたものがあります。
そこに私も安全管理という立場から加わり、これまで積み重ねてきたものを大切にしながら、さらに良いチームにしていきたいと思っています。

これからトレイルランニングを始めたい人にも
「トレイルランニングをやってみたいけれど、一人で山に入るのは少し怖い」
「ロードは走っているけれど、トレイルは初めて」
そんな方にこそ、仲間やコーチと一緒に始める価値があると思います。
最初から速く走れる必要も、山について何でも知っている必要もありません。
走ることを学ぶ。
身体について学ぶ。
山を学ぶ。
安全を学ぶ。
そして、仲間と一緒に経験を積んでいく。
速くなるだけではなく、自分で考え、安全に帰ってこられるランナーになる。
そんなことまで一緒に学べるチームにしていきたいと思っています。
TREAT TRAIL RUNNING CLUB第9期生の募集は、11月から始まります。
私も1期生の一人として、そして今はチームを安全面から支える一人として、これからも皆さんと一緒に山へ入ります。
もっと楽しく。
もっと安全に。
そして、もっと強く。
これからトレイルランニングを始めたい方も、もっと強くなりたい方も。
ぜひTTRCで、一緒に走りましょう!!
