【募集開始】ZERO INCIDENT WORKSHOP
〜「迷わない人」ではなく、「迷ったことに早く気づける人・間違いを認められる人」になるために〜
本ワークショップは走らず、ゆっくり歩いて進行します。体力的に追い込むトレーニングではなく、「山で遭難事故をおこさないための判断・準備・初動」を身につけるための実践的なワークショップです。
多くの方は「自分は迷わない」「低山だから大丈夫」と思っています。しかし、実際の遭難事故の多くは、いつも通りの日常的な油断の延長から始まります。
『ZERO INCIDENT PROJECT』は、「アウトドアに『セーフティ』という選択を」をテーマに活動を始めました。

今回、奥多摩・鳩ノ巣エリアを舞台に、初心者〜初級者がつまずきやすい「道迷い/低体温・熱中症/転倒・ケガ/装備不足」を、“使える形”に整理するワークショップを毎月第2日曜日に開催していきます。
目次
⛰️ 主催者・講師プロフィール
松村 和大(まっさん)
東京消防庁で救急隊長を20年以上務め、ハイパーレスキュー隊・山岳救助隊長などを歴任、東日本大震災や御嶽山噴火災害も経験。救急救命士の立場から、数々の遭難や救助の最前線を見てきた経験をもとに「現場で生き残るための判断と準備」を、初心者向けにわかりやすくお伝えします。

🎯 こんな方におすすめです!(走力不問・歩きで実施)
- トレイルランニング/登山の初心者〜初級者
- トレラン/登山を始めてみたいがどうしたら良いかわからない方
- 地図アプリやGPSウォッチを「持っているが使いきれていない」方
- 山岳会・トレランチームの立ち上げ時に、安全の基礎をメンバーで揃えたい方
※チーム・山岳会単位でのご参加もご相談ください(人数・目的に合わせて内容の比重調整や、別日程の設定など柔軟に対応します)。
📝 ワークショップの構成(合計5時間)
内容は毎回ほぼ同じ型で行いますが、季節(暑さ・冷え・日没・路面)に合わせて重点テーマを切り替えます。何度参加していただいても新たな学びがあるようにします。
☀️ 午前:リアルを知る座学セッション(2時間)

(会場:鳩ノ巣のベースキャンプ)
月替わりの特別ゲストをお招きし、まっさんとの対談形式で進行します。堅苦しい講義形式ではなく、皆さんの疑問をその場で解決しながら、以下の基礎を身につけます。
- 事故が起きる構造: 初級者がハマる典型パターン(正常性バイアスなど)
- 道迷い対策: 分岐で何を見るか/迷った時の初動(止まる・見る・戻る・伝える)
- 現在地の把握と伝達: スマホ地図アプリ「ジオグラフィカ」とGPSウォッチの活用
- 医療の初動と装備: 低体温・熱中症・外傷の“初動”整理と、最低装備・補給の基準
🍱 お昼休憩:山小屋でリラックス
お昼は、地元のお店「奥多摩の台所」の特製お弁当(希望者のみ・1,000円 ※当日受付も可能)をご用意できます。お弁当を食べながら午前の復習や午後の装備チェックをしましょう。
🌤️ 午後:山に入り「安全」を体験するフィールドワーク(3時間)

出発前には、必ずみんなで「鳩ノ巣ベースの登山ポスト」に行き先を書き、投函します。
その後、鳩ノ巣の地形を教材にゆっくりと山を歩き、以下の実践を行います。
- 危ない場所を見抜く: 分岐での現在地確認と、「止まる・守る・戻る」の判断練習
- トラブルへの対処: 濡れ/冷え/風への対処(保温・撤退判断)や、足首・膝などのケガを想定した固定と下山の戦略
- 実践的なデモ体験: 協賛メーカーのヘッドライト等をお試しいただけます。また仲間で行程を踏む場合に有効な無線機を持ち、歩きながら通信する体験も行います。
☕ 下山後:振り返りと「山小屋珈琲」
山から帰ってきたら、今日の「危ないポイント3つ」を整理し、「自分の不安」に対して次回までの“1つの宿題”を決めて解散となります。
冷えた身体には、会場となる珈琲屋「湖湖(ここ)」にて、温かい山小屋珈琲(ホットコーヒー・500円)をご提供可能です(※店主がいれば&メニューはホットコーヒーのみとなります)。
💡 なぜ「最大10名」?
私は大学講義や学会発表で、1対数百名という場でのお話もします。また1対20-30名の講義も多いです。
しかし、10名を超える大勢の講習では「あの人と話せなかった」「首をかしげたまま帰る人がいる」という状況が生まれがちです。
このような、疑問を残したまま講習に来てくださったみなさんが帰る顔を見るのは、私自身もやりきれなかった思いになります。
だからこそ、参加者の皆様はもちろん、「私たちが一人ひとりと向き合って満足したいから」、最大10名(最少催行1名)としています。
💡 参加費と「想い」について
【参加費】5,000円
このイベントは、損得抜きで続けていくことが奥多摩のため、初心者の方の安全のために不可欠だと考えています。皆様からいただいた費用は会場費や講習の機材充実のため、登山道整備、分岐看板の修理金、登山ポストの維持管理、ZERO INCIDENT活動等に全額使用させていただきます。

修理寄付金や許可が出れば自分たちでの修理など関係機関と山で迷わない体制を進めます。
(※ちなみに、鳩ノ巣の登山ポストは私が毎回確認し、異変があれば即座に救助隊へ情報提供し、私自身も救助に向かう「日本一安全な登山ポスト」にしたいと思います。)
📅 開催概要・お申し込み
- 【開催日時】 毎月第2日曜日(集合・解散:鳩ノ巣駅周辺 ※詳細は参加者へご連絡します)
- 【定員】 最大10名(少人数制/1名から開催)
- 【持ち物(最低限)】
どのようなものを持っていったらわからない方は参考にする資料として、一般的に「10エッセンシャル(The Ten Essentials)」として知られるリスト(1930年代にシアトルの登山家組織The Mountaineersが考案し現在も考え方の基本となっているもの)があります。
1. ナビゲーション(地図、コンパス、GPSなど、
- (※事前に無料アプリ「ジオグラフィカ」をインストールしてください)
)
2. ヘッドランプ(予備電池含む)
3. サンプロテクション(肌を守る長袖や帽子、サングラスや日焼け止めなど)
4. ファーストエイド(救急用品・見本を提示します)
5. ナイフ・修理キット(ダクトテープなど)
6. ファイアスターター(防水マッチ、ライター、着火剤)
7. シェルター(エマージェンシーシート、ツェルトなどの緊急用避難具)
8. エクストラフード(予備の食料)
9. エクストラウォーター(予備の水・浄水器)
10. エクストラクローズ(天候変化に対応できる予備の衣類)
-
- 山に適した服装・靴、水分・行動食
- レインウェア(上下推奨)、防寒着(季節に応じて)
- スマートフォン、モバイルバッテリー
- ヘッドライト、警笛(推奨 ※ヘッドライトは貸出あり)
- 簡易ファーストエイド(絆創膏・テーピング等)
- (任意)GPSウォッチ(COROS / GARMIN等)
- 山岳保険に入っていない方は1日限定でも良いので入りましょう。車に乗る時に保険に入るのと同じように当たり前のこととかかるべき費用と考えましょう。少し調べたらたくさんあります。当日保険加入が分かるものをお持ちください。
- ワンタイムやまの保険(スマホで当日加入可能)
- モンベル野あそび保険
- Pontaかんたん保険「レジャープラス遭難救助」1日153円〜と安価。
- 1DAYレジャー保険 (セブン–イレブン)1日500円〜。アウトドア全般に対応、コンビニの端末やスマホで直前加入可能。
あなたの「セーフティ」な選択が、あなたの、家族の、みんなの未来の笑顔を守ります!
モシコムのページを開設しました、まだ現金払いのみなど使いづらいところはありますが、徐々に運営も円滑にしていこうと思います。よろしくお願いします。